今日は何の気分？Linden's Diary

飛行機が少しずつ高度を下げていくうちに、だんだんと口の中が乾いてきた。

「･･･」



何だか頭の真ん中あたりから血の気が引いていく。
しばらく様子を見る。どんどん気分が悪くなっていく。


キャビンアテンダントさんの呼び出しボタンを押したけど、シートベルトサインがついているので来てくれない。横になりたい。横になって休んだら治ると思うんだけど。。息子の肩を借りようとしても貸してくれない！頭を乗せようとするとよけられてしまう・・・超悲しいぅぅ


高度はどんどん下がっていく。もう我慢するしかない。吐きたくてものどが渇いているからできそうにない。着陸したら歩けるだろうか。。まるで飲みすぎた後の気分だ。



しばらくして無事アトランタに着陸。やっとのことで席から立ち上がり、キャビンアテンダントさんに水をもらう。

「あなた気分悪いの？」

「はいっそうです！しばらく横になりたいです・・・・・」

しばらく横になっていたら、みんながどうしたの、と集まってきた。息子に一生懸命何かを聞いているけど、英語なのでさっぱりわからず首をかしげている。日本人のキャビンアテンダントさんが聞いても、何と答えてよいかわからなかったようで。。汗


結局、簡易車椅子に乗せられて飛行機を降りた。
あ～あ、毎年旅行に行ってばりばり遊んでいたのに、こんなんなっちゃって。。。と自分の自己管理のなさに嘆いてみたり。でもその反面、車椅子で飛行機降りるなんてめったにないことじゃん！とちょっとわくわくしてみたり。


他にも車椅子に乗っていらっしゃるオジサマオバサマたちに混ざって、そのまま入国審査へ。審査官のブースを隔てて車椅子を押してくれる人たちも変わるので、バケツリレー的に次々と並べられていた私たち。税関も長蛇の列を横目に、すーっとパス！（これはよかったねっ）


次の飛行機のターミナルまで連れて行ってくれる人を待っているうちに、少し気分が良くなってきたので、「もう大丈夫みたい」と告げて歩き始めた。


ふぅ～＾＾　やっとつきました、アメリカ。


乗継便まで時間があったので、搭乗ゲートを確認して、ターミナル内を散策。色とりどりのお店がずらっと並んでいて楽しい。
キオスクには必ずサラダとフルーツがおいてあるのがすごい！と思った。

ゲーム機やMobile関係の商品の自動販売機。食い入るように見ているのは息子。さすがね。



とまぁいろいろ見ているうちに時間は過ぎていき、搭乗ゲートから少し離れたところで軽食。これが次のアドベンチャー（？）の引き金になったのですが。。。