今日は何の気分？Linden's Diary

昨日の明け方、テツコことてっちゃんが天国に旅立ちました。


わんこを飼ってみたかった、という願いがかなったと思いきや、大変なことの連続。（家族　動物編を見てね）

出会った時から精神的に不安定で持病も発覚、私もどう世話して良いかわからないまま数か月に一度は獣医さんにお世話になる日々。

ありとあらゆる怪我や病気にかかっても、いつも奇跡の生還を果たしてきた彼女。去年の６月に片目がつぶれた後は肺炎にかかったけど、酸素室に入り、無事退院。

３日ほど入院して動かなかったので、歩けなくなっていた。それでもグルコサミンやコンドロイチンや音叉ヒーリングなどを受けて、よろよろではあるけどいつものようにちょこちょこ歩くように回復していった。獣医さんもさすがに今度こそはもうだめかと思ったらしいけど、見事に復帰してくれていた。もうこうなったら次は何が出てくるのかテツコ！という具合に期待？したりしていた。（不謹慎ですみません）



最近ではボケもあり、家に帰るといつもどこに挟まれているか見つけてレスキューの日々(^^;。抱き起こすと、ぶつかりながらも転げながらも一生懸命歩く姿を見ていると、もう彼女が生きているだけで毎日奇跡だと思うようになった。ボケていることを心配してくれている人がいても、「うんでもがんばって生きてますよテツコちゃん！」と、ほんとうに、それだけで十分だった。獣医さんでさえ、「しばらく見なかったからどうしてるのかなーと思いましたよ〜」という始末。笑



数週間前から食欲が落ち、水も飲まなくなっていた。何があっても食欲だけは落ちなかった彼女だけにそろそろなのかな、という覚悟はできていた。

念のため、ということで病院に連れて行く。体温が下がっているし、心拍数も少ないので、もしかしたら今晩かもしれないですね。脱水症状はきついので皮下点滴をしましょうね、ゆたんぽで温めてあげるといいですよ、とアドバイスをもらった。


人気がないと寂しそうに鳴くので、私のベッドで一緒に寝た。


早朝ふと目が覚める。てっちゃんに触れてみる。昨日まで温かかったほほが、冷たくなっていた。


あんなにたくさん病気もしたのに、持病もあったのに、芯がなくなったろうそくのように静かに眠るように逝ってしまいました。てっちゃんは本当に「生き切って」この世を去りました。大往生です。羨ましい限りです。

これまで多くの方たちに励ましを頂き感謝の気持ちでいっぱいです。ほとんどほったらかしであまり良い飼い主とは言えなかったけど、最期に付き添えたことが良かった。てっちゃん、こんな役目を私にくれてありがとう。またね。