テツコの話 5 婦人病

テツコさんは、出会ってから半年後に生理があった。

うちでお世話すると決めた後に診察した際、「出産の予定がなければ、子宮の摘出手術はお勧めします」という病院の話だったけど、自然にあるものを無意味に取ってしまう、ということに違和感があったので、それはお断りしていた。


実は、出血しているときでもぽたぽた、と出る程度だったので、これが生理だとは気づかず。笑


その後に出血したのは、約1年後半後(かな?)。あー来たね~と思いつつ、このときはおむつを購入。


前回は2週間足らずで出血が止まったけど、今回は気がついたら4週間ほどになっている。

あれ、こんな長いの?と思っていた矢先のこと。


これまでありとあらゆるトラブルや病気に見舞われても、食欲だけはいつも120%だったテツコ。そのテツコさんが、食事を残している。



あらてっちゃん、どうしたの?夏バテかしら?



目の前にごはんを置いても、顔を背ける。

2日ほど同じ状態だったので、これは変だ、と思い早速病院へ。



最近生理があったことを話すと、お医者さんの目つきがきっ!ムカムカと変わり、下腹部を調べ始めた。



「・・・そうですねぇ、これは子宮蓄膿症ですね。多分生理のときに細菌が入ってしまったのでしょう」


おーのーガ-ンなんてこった。。。


投薬か子宮摘出か、の選択を迫られた。(どちらもお金がかかる)


マダムなテツコなので、年齢的にも投薬で体力が持つかどうかわからないし、摘出のほうが負担が軽いということで、摘出手術をお願いすることに。


お金かかってしまってイヤだから、そのままにしてください、なんて言えないでしょ!


あと1日遅かったら命を落としていたかもしれない、ということだった。


ここでも命拾いをしたテツコさん。手術後面会に行ったら、銀色の小さな箱に入れられ点滴をしている小さな彼女を見て、ちょっとほっとした。


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