オーガニックなシステムって?

今週は、新しいオンライン受注システムのトレーニングがあった。
電話+Web会議で、音声が非常に聞きにくかったということもあり、あまりよく理解していない。

お客様が自分の商品をカスタマイズして、サンプルを画面で確認した後注文を確定する、というしくみなのだが、実はこのカスタマイズをする際のオプションが少ないし、しかも特定の支店のみで扱っているものも含まれていたりする。それを各支店ごとに分けるように作られていない。

注文、見積り、支払いの決済も全て同じシステムで処理するのだが、入力しなければならないデータが細かく別れすぎていて、とてわかりにくい。

全てを枠に当てはめるため、例外を作らないために選択するカテゴリが多すぎる。融通が効かなさそうなシステムなのである。

お客様の利便性のためのシステム改善だと思うのだが、どうも的ハズレのような気がする。私が顧客だったら、システム相手に四苦八苦するよりも、お店まで運転していって店員さんに説明して注文した方がこちらの要望をずっと伝えやすい。注文を受ける側としても、そうしてくれた方が、お客様が考えているよりもっと良い方法を提案できるかもしれない。

今は一人一人のお客様のニーズに答える臨機応変さが大切な時代だと思うのに、このシステムって時代を逆行してんじゃない?などトレーニング中に考えてしまった。

21世紀はスピリチュアルな時代。オーガニックな時代。それは、自然の法則に沿っていて、自分のゆく道を遮られてもくねくねと曲がりながら、自分を環境に順応させながら成長していく有機体のようだと思う。

種の目的は、芽を出して実を結ぶこと。どんな土壌に蒔かれても、その目的は変わらない。
オーガニックなシステムは、目的だけがはっきりとしていて、シンプルだ。手段ではなく、目的を明確にする。サービス業でも同じなんじゃないかな、とふと思った。



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